健康周波数

とあるお土産屋さんの中にあったアンデス地方(だったっけ?)で採れる赤い塩の宣伝に「マイナスイオン」、「健康周波数」、「毒素」なる怪しさ満点の単語群を発見。

マイナスイオンは最近よく聞く怪しいうたい文句ですが、健康周波数ってのは初めてみました。いわゆる『波動』から適当に考えたものでしょうか?ニセ科学の定石どおり(!?)何の振動の周波数なのかについての説明は皆無。

おまけに「周波数が低い程健康によいとされてます」だって。「されています」ってあたりが、ニセ科学でよくみるうたい文句そのままでちょっと笑える。

ここまであからさまだと流石に皆、怪しいと思いそうな気もするが世間とは遠いところの住人が故わかりません。

毒素ってのもさ、どうせ主に老廃物を指すんだろーから『毒素』なんていかがわしいというか、あからさまにねらった言葉じゃなくて素直に老廃物とか言った方がいいと思うんだけど、どうなんだろーね?

ちなみに、その赤い塩の赤の原因は鉄分らしい。つまるところ鉄錆の色がほんのりついた岩塩の模様。少なくとも鉄分補給にはなるだろうから、そんな怪しい言葉並べなければもっといいと思うのにねー。